ドキドキやまぬので昨日の6章幻覚スペースでお話させてもらったこととかちょっとまとめてみた。100%幻覚果汁の妄言 。ツイステ展バレ有 。その他映画ヘラクレス /ツイステゲームテキスト適当引用過多。
兄弟の「ヘラクレス」配役について
展覧会ヴィラン説明 ハデス の内容より
>>執念深く冷徹で残忍。軽快、コミカル、巧みなトークで周囲を騙し、けしかける。
しかし、表面的な言葉で人の心をつなぎ止めておくことはできないのです。
前者の『執念深く冷徹で残忍』がオルト。後者の『軽快、コミカル、巧みなトークで周囲を騙し、けしかける』がイデア。
ゲーム本編では、ふたりともがハデスの台詞を引用している。
兄弟ふたり(三人)でひとりのハデスの役割を担っている。
また、イデアが”ケルベロスシステム”を完成させ、今のオルトがシステムを管理し、前のオルトが管理者権限を持つ。
三人でケルベロスの役割『嘆きの島の番人』も受け持っている。
また、ハデスの役割にプラスして
イデア:メグ オルト:ヘラクレス ファントムオルト:ハデス の三者のストーリーを受け持っているのではと考えている。
5章より
「弟って……小学生くらいに見えるけど。
つかスーパーヒーローのスーツみたいなすごい服。
『星に願いを』で宇宙まで飛んでいき星の中浮かぶオルト
ヘラクレスが神になり星座となって空にあげられるシーンを思い出す。
ゴスマリイデアpsより
「助けに来てくれたエース氏、漫画のヒーローみたいで格好よかった。
……僕なんかとは、全然違ってさ。
ヘラクレス劇中歌『Zero to Hero』より
昨日までは ゼロ ゼロ
今日からは 彼がヒーローすべてがうまくいきそう
ゼロがヒーローに はやがわり
6章より
「『スター・ローグ』の主人公だって、ゼロからスタートして、最後はヒーローになる。そうよね?
「僕も「やれるだけのことはやった」って言えるように頑張ってみる。
「ゼロをゼロのままにしないように。
以上がイデアが今のオルトを『ヒーロー』として、彼の持てる夢と希望を詰め込み作り上げたのではないか?と思った理由諸々である。
ヘラクレス劇中歌『Go The Distance』より
夢に見るその場所は みんなが僕を迎えてくれて
微笑むんだ暖かく そんな場所がどこかにあるさ
これはヘラクレスが両親の元から旅立つ際に歌うものだ。
ヘラクレスとハデスは目的こそ『全宇宙の支配者になる』と『英雄になって神となる』という善悪に分かたれて対立したが、そもそもの「願いの出発点」は二人とも同じなのではないか? ヴィランとヒーローという役割の違いによってエンディングがここまで違ってしまう皮肉が切ない。また、発端はハデスの策略のためヘラクレスが人間となってしまったことだが、そこからヘラクレスが『ヒーロー』になれたのはハデスという『ヴィラン』がいた”おかげ”であった。
ここでオルトが何故ファントムオルトに引き込まれたタイミングが”自分がやるべきことが見えた”時だったのか。
ツイステ本編では「自分らしくありたい」願いがつのり、歪み、オーバーブロットののち”欲望と妄執の塊”と呼ばれるファントムとなってしまう。
仮に何らかの理由で過去ファントムとなってしまったオルトからイデアがオルトの魂を引き摺り出したとしたら。自分の欲望——”自我”をファントムオルトの中に置き去りにしてしまったとしたら。オルトが魂——”記憶/メモリー”しか持たず、生まれた時に欠けた自我のために感情がわからなかったこと。彼が前のオルトから性格を”継承”していることに繋がるのではないだろうか。
兄の願いを悟り、自分にできることを、”自分がしたいこと”を胸中に抱いたオルトによって、ファントムオルトは今のオルトとの自我の融合の架け橋を得てしまったのではないか。ふたりの「願いの出発点」は「兄を自由にする」というたったひとつの欲望からである。
そしてファントムオルトはタルタロス内のファントムらの、恐らく『自由になりたい』欲望の渦に『兄さんを自由にする』というひとつの欲望の指針を与えてしまったのではないだろうか?
星に願いをオルトPSより
「うん! どーしても叶えたいことがあって 僕は毎年、同じ願いごとをしているんだ。
「へえ〜。可愛い顔してオルトくんは えらく執念深いッスねえ。
いったい望みはなんスか?
「兄さんの願いが叶いますように… そうお願いしているんだよ。
シュラウド家の呪いについて
>>溜まったそばからブロットを焼却する呪い。ブロットがなければ魔力をも燃やさなければならないために、魔法は魔導デバイスで補助。しかも超絶マイナス思考なダウナータイプ。
以上より、恐らく”魔力”も尽きてはいけない理由があるのだろう。オーバーブロットした術者はファントムにブロットを供給させるため魔力を搾りつくされて死ぬが、その呪いも同じような仕組みなのではないだろうか。魔力とは超自然的エネルギーらしいので、魔法の使える人間とは自身の生命力を魔力に変換できる体質を持つ人間のことなのではないだろうか。”素直で明るくて人見知りもしない”前のオルト、ブロットが足りなかったら妄想するとしんどいですね。
「ブロットを燃やし続ける僕らの身体は、この嘆きの島の地中深く…
負のエネルギー渦巻くファントムどもの墓地『冥府』を管理するためだけに適合してるわけ。」
大気中に魔力が存在するのだから、おそらくブロットも大気中に浮かびそのために天候が荒れたり黒もやが漂っていたのでは、と考える。ここの”適合”の意図がピンと来ないので本当に妄想ですが、自分の身体の内側からだけでなく、それこそ炎のように大気中のブロットも取り込んで燃やせるのではないか。そのため『冥府』で生きなければ身体への負担が重いのではないか。もしくは負のエネルギーに当てられると普通の人間であれば体調を崩すのかなとも思うけれどそこそこ研究員がいるし…タルタロスの収容も勝手にやっていたので…実際に問題が起きた時にタルタロスの奥底に行けるのがシュラウド家だけとか…?わかんないな〜…
TLでもよく覗かせていただくのですが、もしイデアが他者のブロットを肩代わりできるのであれば、ファントムオルトくんとオルトくんの融合を引き剥がすためにファントムオルトくんを身体に請け負ってオバブロする流れを考えて泣きそうになっちゃうな。たとえファントムオルトくんが欲望の妄執の塊となってしまっていても、今のオルトくんが前のオルトくんとは違うAIの上に成り立つ人格であったとしても、彼にとってはどちらも掛け替えない大切な弟で、それぞれを心から愛していると思うから世界と天秤にかけたって、どっちも切り捨てられないよ………
Log : 2022.03.23